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Diary

Winnyがどうとか

2006/03/17(Fri) 00:03

昨日親父さんからメッセンジャーで
「NHKでwinnyは危ないと観た。Winnyに気をつけろよ」
ってメッセージがあったんですが、正直何が危ないのかわしにゃあわからんわけなんですよ。
もう完全にメディアに騙されたダルマみたいな事を私に言わないでくださいホントに。

情報漏えいがメディアでとりだたされてますよね。
しかもそれが「Winnyっていうソフトが悪い」っていうように放送してるんですよ。
Winnyって、P2Pソフトであって、それ以上でもそれ以下でもないんですよ。
むしろP2Pにしては個人の特定は非常に困難に作られてます。

じゃあ何で立て続けに情報漏えいが起こるかっていうと、全部使う「人」の問題なんです。
多分、この間の国家機密を漏えいさせた自衛隊の偉いさんはこう思ってるんじゃないでしょうか。
「Winnyをパソコンにインストールしていたから、家に持って帰った機密文書がWinnyから漏えいした」
これって問題は、「Winnyをインストしてたから」って所ではなく、「機密文書を家に持って帰っていたから」って事なんですよね。
機密文書を個人のPCで閲覧するとかいう「意識」が、私には信じられません。
「仕事が残ってたから」とか、理由になりません。
仕事に責任持ってください、社会人として。

もう一つ原因があるとしたら、情報に対するリテラシーの低さっていうのがあると思います。
世の中情報で成り立っているわけですよ。でインターネットでそれを簡単に探せる世の中です。
極端な話、ペンタゴンにPINGアタックとかもかけようと思えばかけれるわけですよ。(やらないでね。)
その辺の理解とPCへの理解をもう少しでいいから深めてほしいですね。興味もつだけでいいかも。

「パソコン買ったらインターネットでも何でもできるようになるんだよね。」
っていう人の最初の躓きポイントは、インターネットの加入手続きですから。

「Winnyでエロ画像エロ動画取り放題なんだって」
多分、何の苦労もなくこれがある事が間違いなんだと思うが…。
何かを得るためにはそれ相応のリスクも伴うんですよ。
簡単にエロ画像も取れるけど、「エロ画像に偽装したウィルス」も取れちゃうんですね。
その辺を見極めるのはソフトじゃないです、人間です。
ソフトは「命令された」事を「忠実に実行」することしかできませんからね。

「ウィルスの入ってないエロ画像を探せ」っていうソフトを作ればいいじゃんとか思ったあなた、リテラシー低いですよ。
逆から考えてください。
「ウィルスが入って無いように見せかけたウィルスの入ってるエロ画像」があったらどうしますか?
それから先はねずみ講みたなもんです。無限に派生します。
それを止めるのは、使っている「人間」ですからね。


要は「使い方を覚えようね」って事('A`)


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